不動産の業界で働いている、もしくは今から働こうと考えて行きたい方は取っておきたい宅建の資格。
合格率は毎年15~20%ほどなので試験の対策をせずに受かるような甘い資格ではありません。
独学で合格を目指すには、参考書選びもきちんとしなければいけません!
試験日も年に1回しかないので、ある程度、勉強法も工夫しないと合格は難しいでしょう。
今回は人気資格。宅建を独学で合格するにはどうしたら良いのか?
についての記事になります。
宅建は独学で合格は難しい?
宅建の合格率を見ると毎年だいたい15%前後で推移しています。
この合格率であれば、独学で勉強を行っても合格が難しいという訳ではありません。
宅建資格は独学で勉強している人は多いです。
特に、不動産で働いている方には人気の資格です。
独学でもきちんと参考書やテキストを揃えて、
毎日勉強する時間を作ることができれば、合格できるレベルの資格です。
独学でも合格が難しい資格とは、合格率10%以下の宅建より難易度が高い資格を指します。
宅建は法律系の資格を目指す方の登竜門と言われています。
宅建合格後、行政書士や司法書士、不動産鑑定士などを目指す方が増えています。
宅建の場合は不動産関係での資格となり、
法律関係の入門的な資格にもなりますので、
独学でも十分合格を目指すことが可能です。
もちろん独学で合格する為には対策を立てたり、スケジュールを調整するなど様々な工夫を行うことが重要です。
これから他の難関資格を目指されている方は、国家試験の独特の雰囲気や試験の形式になれるには受験されるのもいいかもしれません。民法は他の試験の基礎となる問題が出題されるので実力を試すこともできます。
また、法律系の資格が初学で独学で合格する為にはスケジュール調整をした方が、勉強する時間を確保する事ができるので、
社会人の方は宅建の資格を勉強している事を会社に伝えて、残業を断るなどの方法をとると良いでしょう。
なるべく無駄な付き合いを避け、勉強時間を確保することが宅建合格へのポイントでもあります。
学生の方は学業との両立になりますが、遊ぶ時間を控えることで、
独学でも合格を目指せるので学生の内に取得しておくのも一つの手段です。
宅建を取得しておくと不動産業界では就職できる確率が飛躍的に上昇するので、持っておいて損をする事がありません。
給料の査定も上る可能性もありますので、お得な資格になります。
宅建資格をもっているだけで別途手当2万くらいもらえる企業が多いです。
ぜひ、取れるうちにとっておきましょう。
宅建合格に必要な勉強時間は?
宅建合格に必要な勉強時間ですが、200時間から300時間を考えておけば問題ありません。
元々ある程度の知識がある方であれば、更に時間を短縮する事ができる可能性もありますが、
余裕を持って勉強時間を確保しておくほうが精神的にもリラックスして勉強に取り組む事ができます。
あまり時間に余裕がない状態で勉強を続けてしまうと焦りがでてしまうので、注意が必要です。
宅建に合格したいのであれば、宅建の勉強を始める時期は半年前の4月には始めると良いでしょう。
半年ほどの期間があれば、1日あたりに勉強をする時間は1時間半前後で行うことができますし、
休憩を挟みながらでも勉強をする事ができるので、プライベートとの両立を行うことも可能です。
忙しいビジネスマンであれば週末に勉強することも可能ではあります。
1ヶ月や2ヶ月前からでも根を詰めて勉強をする事ができれば、
合格する事も可能ですが勉強に取り組む時間が1日あたり長時間になってしまいますので、
あまりおすすめ出来る方法ではありません。
宅建資格は民法の知識がもともとあれば詰め込み学習も可能です。
過去問から見ても、民法の出題数は多いのです。また、民法の知識は、宅建業法などの基礎にもなります。
特に社会人の方や学生の方が1日に長時間勉強をすると日常生活にも支障をきたす可能性が出てきますし、
寝る時間を削って勉強に打ち込む事になると体調不良になる可能性も出来ます。
余裕を持って勉強を行うことが出来れば、その様な心配もありませんのでおすすめは
半年前からの学習時間の確保をすることです。
宅建独学におすすめの参考書・テキスト5選
宅建独学におすすめの参考書を5つ紹介します。
どれもわかりやすくまとまっているのでいずれか1つを読み込めば宅建の対策を十分にすることができます。
まずは「うかる!マンガ宅建士入門」宅建の勉強に必要な内容が漫画形式でわかりやすく説明されているので初心者の方にも理解しやすくなっています。
漫画ですが、基礎の部分を理解しやすく解説していますのでとても参考になる一冊です。
「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」。この参考書はモノクロではなく、
フルカラーになっているので、図解がわかりやすい。
イメージがしやすいので読みやすく解説が頭に入ってきやすいです。
講義の形式なのでわかりやすいのでおすすめ。資格の勉強に抵抗がある方におすすめのテキスト。
「どこでも学ぶ宅建士」は宅建を一発で合格するための知識を身につける事ができる内容に工夫されています。
過去問をベースに基礎が学べるので、初めて宅建の試験に臨む方におすすめの一冊。
「U-CANの宅建士速習レッスン」は論点が素晴らしい程わかりやすくまとまっています。
具体的な事例が数多く掲載されているので、理解を深める事ができます。資格の学校ならでわの参考書です。
最後におすすめするのは「らくらく宅建塾」。
宅建の資格は暗記問題が多いのですが、らくらく宅建塾には暗記をしやすいよう工夫されています。
必要な知識を身につける事ができるので、一度で覚えるように集中して読みましょう。
講義形式なので解説が丁寧でイメージしやすい構成になってます。
暗記が苦手な方におすすめできるテキスト。初心者向け。
宅建独学におすすめの問題集5選
テキストで暗記した知識もアウトプットしないと試験の時に自分の力になりません。
問題集もセットで勉強することで使える知識に変わります。問題集選びに困ったら、問題演習は試験の概要を掴むためのものでもあるので過去問を詳しく解説しているものを選びましょう。
ここでは、繰り返し勉強に使える問題集を紹介します。
まずはじめに紹介するのは、「みんなが欲しかった!宅建士の過去問題集」。
基本的な問題が多く掲載されているので、より宅建の問題を理解することが出来るようになっています。
みんなが欲しかった!シリーズは、参考書と問題集セットになっています。
問題集でわからなかったら、復習が便利なのでセットで購入がオススメです。
「宅建士問題集過去問宅建塾権利関係」もおすすめの一冊です。
宅建における権利関係の問題を中心に出題されており、過去問題も網羅しているので、権利関係をより詳しく知る事ができます。
つまずきやすいテーマごとの問題集シリーズ。ご自身の苦手な分野を学習するのに適しています。
途中のイラストや用語の説明で理解度がアップする作りになっています。
「U-CANの宅建士これだけ!一問一答集」もおすすめです。
勉強をする為に必要な問題がポイントにまとめられていて、一問一答形式の問題集になっているので、
シンプルに問題を解いて行くことが出来ます。
通信講座を運用している会社ならではのノウハウを持っているので、
受験生が間違いやすいポイントを詳しく解説してくれています。
また「2018年版パーフェクト宅建分野別過去問題集」は分野別の過去問題がまとめられており、
各分野に特化した内容がよくわります。
この問題集一冊で宅建に必要な分野を全て網羅しています。
解説に要点をまとめてくれているので、2回目以降の受験生には特にオススメです。
「スッキリとける宅建士過去問コンプリート2018年度版」になります。
その名の通り過去問題がスッキリ解ける様になっており、ありとあらゆる過去問題がコンプリートされている問題集。
初めて勉強をする初心者にもわかりやすくなっています。
予算上、参考書と問題集を購入できない方は、この一冊がバランスがいいのでオススメします。
まとめ:宅建は対策次第で独学で合格できる!
宅建(宅地建物取引士)は取得が難しいと考えている方が多い資格ですが、対策次第では独学でも十分合格する事が可能です。
合格するためには自分にあったテキストや参考書を選んで、それを元に過去問題集を中心に問題と解いていくことが合格までの近道。
繰り返し問題演習を行い、数々の法律関係を暗記していくようにしましょう。
最初は勉強は面白くなくて挫折する方もたくさんいらっしゃいますが、
徐々に学んでいることがわかるようになると面白くなってくるものです。
勉強をする時間さえ確保する事ができれば、初めての方でも一発合格が出来るようになるので、
日々勉強をする時間だけは作るようにして下さい。
モチベーションが持続できない場合も、1日15分だけでも復習などをして見ましょう。
勉強は継続が重要です。
一発合格ができずに、また再受験をするとテキストと問題集を買い直してもう一度試験を受けると、
約1万円と時間の無駄になってしまいます。
不動産で働いている方は手当ももらえずに年間で数十万円を損することにもなります。
早期に合格するためにも、直前で勉強を初めて焦るよりも長期的な学習計画を立てて勉強しましょう。
根を詰めずに余裕を持って取り組む事ができれば、必ず合格することができる資格です。
難しく感じる必要はありません。その為にも参考書やテキストは評判などを調べて自分に合った良い物を選ぶようにして、
効率良く勉強をする事が大切になります。
みなさんの合格をお祈りします。