様々な理由で、大学を中退する方は少なくはないです。
確かに、日本の大学は大学に入学することが目標になってしまい、
大学入学後は目標もなくなってしまう方が多いですし、
自分に向いていない大学を卒業せずに中退することは間違ったことではないかもしれません。
大学の勉強が働く時に使えるかというのは疑問ですが、
大学中退後の就職活動は結構厳しい現実があるのも事実です。
正社員としての求人は大卒に比べると少なくなります。
就活がめんどくさくなって、いつまでもアルバイトや非正規雇用の派遣社員として働く若者も増えています。
どのような働き方をしても個人の自由ですが、
今回は、大学中退でも正社員として会社に就職することをテーマに書いていきます。
大学中退の就活は結構大変？
大学に通いながら就職活動を続けることに比べると、
中退してからでは大変だと感じる人は多いようです。
就職活動のシーズンが開始されれば大学に通っている人は同時期に新卒の就職活動を始めます。
すると、情報交換もしやすく、大学側もバックアップを行うため優位に進めることができるのです。
対して中退した状態となると基本的には自分一人での戦いを余儀なくされます。
周りの友達は大学生活を謳歌している中での就職活動は心細いもの…。
これからの就活が不安になってしまいがちです。
就職活動にも自己分析や企業研究、企業への応募の方法。
就職のエントリーシートの書き方や面接の練習など抱える課題は山のようにあります。
精神的なプレッシャーも大きくなりやすいため、
計画的な準備と覚悟を持って取り組む必要があると言えるでしょう。
きちんとした就職エージェントを利用して就活のアドバイスをもらいましょう。
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大学中退の理由として多いものは？
家庭の金銭的な事情で、授業料の支払いが困難となったケースが多くなっています。
文部科学省のデータでも大学中退をした人の約5人に1人が金銭的な事情を理由に大学に通うことを諦めているのです。
また、大学での生活に意味を見いだせなくなり、
無気力感から大学中退を選択してしまうケースもあります。
憧れていたキャンパスライフとはかけ離れていたり、
目的を見失ったりしたまま続けるのは精神的にも長続きしやすいとは言えないでしょう。
他にも大学受験から解放されたことで自由な時間が生まれて、
視野が広くなったことで学業以外にやりたいことが見つかったという理由で中退を選ぶことも少なくありません。
今は、ネットで好きなことに没頭できる時代です。
おもしろくない勉強のために青春の4年間を費やす必要はないのかもしれません。
やりたいことや目標を見つけることができれば、大学に縛られずにやりたいことをやるのもいいかもしれませんね。
ですが、大学中退は世間的には高卒と学歴が変わらなくなります。
ハローワークなど転職サイトでいい求人を紹介してくれない可能性もあるわけです。
大学を中退するのは一瞬ですが、一生後悔してしまう可能性もあります…。
今後の進路をきちんと考えてみましょう。
大学中退の面接対策２つのポイント
- ポジティブに話す！！
- 企業研究をきちんとする。
- 他責の発言はしない！
とはいっても世間の目は大学中退に甘くはないです。
企業からのイメージは良くはありません。
大学中退した状態の面接では、
その理由について聞かれることは避けられないと言えます。
履歴書にも「〇〇大学 中退（退学）」と記載する必要があります。
しかし、大きなポイントとして中退理由は隠さずに正直に伝えて、
ポジティブな印象に繋げることが大切です。
金銭的な事情や、やりたいことが見つかって辞めることも中退理由では珍しくありません。
重要なことは、その後はどう考えているのかと言った前向きな話です。
- なんとなくめんどくさいから、大学やめた。
- 大学通っても意味ないと思ったので大学中退した。
などの理由では、企業から内定をもらうのは相当難しいでしょう。
下手にごまかそうとしても、追求されて裏目に出てしまいますので、
これからのことを話しましょう。
- なぜ大学を中退したのか？
ー学費が払えなくなった。 など - そして何をしていたのか？（何をしていきたいのか？）
ー企業インターンとして働いていたノウハウがある。 など
を論理的に話せるようにすればいいのです。
また、採用試験を受ける会社の企業研究を入念におこなって、
言葉だけでなく行動を伴った志望動機を伝えることです。
いくら聞こえの良い言葉を選んでも、真実味を表すのは行動です。
中退したからこそ、就職マニュアルに囚われた発言は相手に伝わりにくいです。
大学中退をして、特別なスキルや技術があれば独立・起業なども考えられますが
スキルがない場合は、公務員になるか・資格を取得するか・就職支援塾に入塾するかをおすすめします。
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就職まで支援してくれます。学歴は不問なので是非利用してみてください。
資格を取得することの利点は大きい！
なんとなく大学を中退してしまった場合、
理由を聞かれてうまく答えられないことも多いでしょう。
そんな時、難関資格を取得しておくと「この資格を活かすために貴社で働きたい！」という強い理由にすることもできます。
面接のポイントに行動を示すことに触れましたが、
その考え方からも資格を取得することの利点は大きいと言えるでしょう。
企業研究と同じように、実際に就業の時に役立つ資格を取得すれば説得力も増します。
ただ、注意しなければいけないのは、就職を希望する分野に関わる資格であるかどうかです。
いくら多くの資格を取得したからと言って、希望先の企業や業務と関係の薄いものであれば効果がないどころか、
場合によっては企業研究がされていないと捉えられる可能性もあります。
資格はあくまで形だけのものと考え、実践的にどう活かせるのかを十分に考えてから臨みましょう。
資格の勉強をしている内に、こんな仕事がしたいなど希望が出てくることも多いですよ！
ITエンジニアならば、大企業でも正社員で就職も可能
就職先にも多くの分野や業種がありますが、
ITエンジニアであれば有名な企業でも正社員として就職できる可能性があります。
その理由は、需要が多いにも関わらず人手不足の業界だからです。
インターネットの普及によってITの世界は大きく広がりをみせましたが、これからもまだ成長が見込まれる分野です。
IT業界では未経験者歓迎の正社員求人も多いのが特徴で、
大学中退の方でもおすすめの職業だと言えるでしょう。
また、単に需要が高いだけでなく、将来性のある仕事ですのでスキルを磨くことで高い年収を見込めたり、
転職によってキャリアアップを図れるメリットもあります。
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