看護師の休みと休日の多い転職先の探し方について

休日の多い転職先を探す女性



患者さんのケアや業務がたくさんある看護師の仕事は、
体力的にも精神的にもハードな環境です。

その分、働く看護師たちにとってはリフレッシュできる休みは重要ですね。

しかし、現実には心身をリフレッシュする時間をつくれない働き方になってしまう看護師も多く、
「休みの取りにくさ」は看護師が転職に踏み切る理由としても挙げられています。
看護師として長く、健康的に働くためには、きちんとした休日も必要です。

この記事では、一般的な看護師の休日数や、休日の多い求人を探すポイントについて解説します。

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看護師の休みはどれくらいある?

看護師の休日事情は働く施設によって違います。

働く施設によってどのくらい休みの日数が違うのか、
病院とクリニック、それぞれの特徴を見ていきましょう。

病院勤務の場合

総合病院の一般外来や専門外来は、日曜・祝日などの決まった休診日に休むことができますが、
救急外来や入院病棟の場合は、365日24時間休業することなく患者さんへの対応が必要です。

昼と夜、土日・祝日も関係なく看護師が必要なので、24時間シフト制での勤務となります。
病院勤務の場合、休日をチェックするポイントとなるのは、1日の勤務時間のシフトと、週休制です。

1日の勤務時間のシフトには、2交代制と3交代制があります。
2交代制は夜勤明けの翌日を休日にするという原則があるため、2交代制と3交代制ではまとまった休みの取りやすさに違いがあります。

週休制には、「4週6休」と「4週8休」があります。
労働基準法では1週間の労働時間を40時間以内、1日の労働時間を8時間以内と定めています。
ところが、看護師の場合は変形労働時間制が取られているため、2交代制のような長時間勤務が可能です。
そのため、多くの病院では1カ月の中で平均して1週間あたり40時間勤務になるようにシフトを組んでいます。

「4週6休」と「4週8休」の解説

4週6休制

4週間で6日間の休日があることを意味します。年間の休日日数は79日前後となり、例えばそれに加えて年末年始休暇(5日間)と夏季休暇(5日間)が与えられる場合は、全部で休日が89日となります。

4週8休制

4週間で8日間の休日があることを意味します。休日を計算すると年間で105日前後となり、それに加えて、例えば国民の祝日(16日間)、年末年始休暇(5日間)、夏季休暇(5日間)があるとすると全部で休日が131日になります。

なお、「完全週休2日制」は、「毎週必ず2日間が休日」という意味です。
完全週休2日制でない場合は、週の休日が1日になることがあれば、3日になることもあります。

クリニック勤務の場合

多くの施設では、日曜日と平日1日(または午後のみ)、祝日を休診日にしています。
医師が学会などで不在の場合も休診日になり、年末年始休暇や夏季休暇を確保する施設がほとんどです。

病院・クリニックともに、国民の祝日が休みになるかどうかは施設によります。
夏季休暇や年末年始休暇についても法律では定められていません。

病院勤務よりも、クリニック勤務の方が休日は多い傾向にあります。

有給休暇は取得できる?

看護師も希望すれば有給休暇を取得できるのでしょうか。
夏季休暇や年末年始休暇など、施設ごとに決まっている休みも含めて解説します。

有給休暇とは

有給休暇とは、賃金をもらいながら休める休暇のことです。
6カ月間継続して働き、全労働日の8割以上を出勤すると、10日間の年次有給休暇が発生します。
雇用契約書や就業規則に有給について記載がなくても、この要件を満たせば必ず付与されるものです。
6カ月を過ぎた後は、1年ごとに継続勤務期間に応じた日数が与えられます。
ただし、年次有給休暇には有効期限があり、付与されてから2年以内に取得しないと消滅してしまいます。

看護師の有給休暇取得率はどうなってる?

「公益社団法人日本看護協会」の調査によると、2013年の看護師の平均有給休暇取得率は50.0%。
まったく取得できていない人は多くないものの、有給休暇の取りやすさは施設によって異なります。

例えば、少人数体制で運営するクリニックは、休む人の業務をカバーするのが難しく、スタッフの多い病院よりも有給休暇を取りづらい傾向にあります。
看護師も一般会社員同様、法律で取得する権利はあるものの、
有給を取得できるかどうかは、施設の雰囲気によるところが多いです。

参考サイト:公益社団法人日本看護協会「『2013年 看護職員実態調査』速報」

有給休暇以外にも「休暇」はあるのか?

勤務先にもよりますが、「有給」以外にも様々な休暇があります。
休暇について説明していきます。

法定休暇
労働基準法などの法律で定められている休暇のことです。要件を満たしていれば、職場に申請して取得できます。年次有給休暇も法定休暇の一つで、ほかには下記のようなものがあります。
生理休暇
生理日の就業が著しく困難な場合に取得できる休暇。
産前産後休業
産前・産後に取得できる休暇。産前6週間(双子より多い子供を妊娠している場合は14週間)、産後8週間。
育児休業
男女問わず、満1歳未満の子供を養育している人は、子供が1歳になるまで休業することができる。
介護休暇
要介護状態の家族の介護のために取得できる休暇。要介護の対象家族一人につき、1年に5日まで取得できる。介護休暇とは別に、ある程度まとまった長期の休みを取れる「介護休業」もある。介護休業の取得日数は通算して93日までで、3回まで分割して取得することが可能。
法定外休暇
法律で定められたものではなく、勤務先がそれぞれの就業規則で定める休暇のことです。
一般的なのは、年末年始休暇や夏季休暇でしょう。慶弔休暇、裁判員休暇なども、実は法的に定められた休暇ではなく、職場で独自に定められているものです。
そのほか、病気療養のための休暇、育児中のナースのための子供の看護休暇などもあります。
職員のプライベートを充実させるための休暇が定められている施設もあり、例えばボランティア参加期間に休めるボランティア休暇、疲労回復のためのリフレッシュ休暇、結婚記念日や家族の誕生日などに休めるアニバーサリー休暇などが設けられています。

どんな休暇があるかは病院やクリニックによって異なります。

就業規則にのっとって申請すれば取得できますが、申請条件や取得可能な日数も勤務先によって違います。
あらかじめ確認しておきましょう。

パートやアルバイトにも有給休暇はある?

勤務日数や勤務時間が少なくても、年次有給休暇は発生します。
フルタイム勤務の場合よりも日数が減りますが、「比例付与」といって、労働日数に比例した日数の有給休暇が付与されることになっています。
申請するには、正規雇用者と同じく6カ月の継続勤務と全労働日の8割以上の出勤が必要です。

また、パート・アルバイト勤務でも、
「週所定労働時間が30時間以上、所定労働日数が週5日以上の労働者、又は1年間の所定労働日数が217日以上の労働者」
の場合は、比例付与ではなく正規雇用と同じ日数の有給休暇が発生します。

休日の多い求人を探すには?

休日にこだわって探すなら、求人の探し方にも工夫が必要です。
働きやすい職場を見極めるには、どこに注目すれば良いのか解説します。

検索条件で絞り込む

一般的に年間休日が120日以上だと、「優良企業」といわれています。
まずは、どのような休日制度であれば年間休日120日以上を達成できるのか、計算してみましょう。
4週8休の場合、年間の休日数は105日です。1年の祝日は全部で16日あるので、祝日が週休日と重ならなければ、単純計算で105日+16日=121日で120日を超えます。
ここで気をつけたいのは、祝日が週休日と重なって振り替えがない場合は、120日に満たなくなる可能性があるということです。祝日に加えて年末年始や夏季休暇の休みもあれば、120日は確実に超えます。

休日制度の充実した職場を求めるなら、「年間休日120日以上」で探すか「土日祝日休み」などの条件に絞って、求人を検索しましょう。

なお、「週休2日」と記載されている場合は、月のうち1回以上、週2日の休みがあれば記載できる条件なので、
週によっては2日間休みがないこともあります。

ほかにも、残業が少ない施設や、産休・育休の取得実績がある施設に絞って検索することが可能です。
求人サイトを使う場合は、検索機能をうまく活用しましょう。

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2交代制か3交代制かを確認する

入院施設がある医療機関は、2交代制か3交代制かによって勤務時間が異なりますので、
自分の生活スタイルに合っているかどうかで検討してみましょう。

2交代制の場合
1日のシフトが日勤と夜勤に分かれている2交代制の場合、1回の勤務時間は長くなりますが、
3交代制よりもまとまった休業時間を取りやすくなります。
2交代制の夜勤には夜勤明けの翌日を休みにする原則があり、勤務と勤務の間にしっかりとした休業を取れるのです。
3交代制の場合
1日のシフトが日勤・準夜勤・深夜勤に分かれている3交代制の場合、
1回の勤務時間は短くなりますが、勤務時間帯と勤務間隔は不規則です。日勤の後に深夜勤に入ったり、準夜勤の後に日勤に入ったりするなど、シフトによっては勤務と勤務の間隔が8時間程度になることもあり、ゆっくり休めないおそれがあります。生活のリズムが不規則になるため、3交代制の経験者からは体力的なつらさを訴える声が聞かれます。

自分の生活スタイルや優先する条件次第で、どちらが合うかは変わってきますが、
まとまって休める時間の多さを重視するなら2交代制がおすすめです。

面接で有給取得率を確認する

有給が取れないほど忙しい職場や、有給を希望しても取得しづらい雰囲気の職場を避けるために、有休取得率の高い求人を探しましょう。
有給を取得しやすい職場は、ほかの休暇も取得しやすい雰囲気である可能性が高いです。

休日をチェックして理想の職場を見つけよう

休みの少ない看護師

看護師の休みは職場によって異なり、4週8休、4週6休などさまざまなスタイルがあります。
そのため、プライベートを充実させたい方が求人を探す際は、年間休日120日以上、土日祝日休み、週休2日制など、休日の項目にも注目することが大切です。
ほかに、有給休暇が取りやすい、独自の休暇制度が充実している、
産休・育休の取得実績があるなどの条件も検討材料になるでしょう。

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