転職・就活関係なく、自己紹介はどの面接でも聞かれますが…
- 事前に準備していなかったので簡潔に話すことができなかった…。
- 長く話しすぎて何を言っているのか途中からわからなくなってしまった。
- 自己紹介を失敗してしまってそのあとの質問にもうまく答えることができなかった。
など、失敗をしてしまう人は多いです。
面接を突破するためにも、自己紹介の話し方は大切です。
この記事では転職面接の自己紹介のコツをご紹介します。
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「自己紹介」を準備していくべき理由
転職面接での自己紹介は、自分のペースで自分をアピールすることができる唯一の機会です。
面接を受ける前に、「普段の自分を出すことが大切」とか考えていると痛い目を見ます。
なぜならば、面接の時間は長くても1時間です。
1時間しかない中で本当の自分を出すのはまず不可能です。
また、採用担当も転職後の仲間であることはもちろんですが、実際に一緒に働く訳ではありません。
ということは、仕事ができる人なのかの判断をしているので自己紹介も仕事に結びつけて話さないといけないということです。
面接合否を左右するのは第一印象!
第一印象はとても大切です。
メラビアンの法則は、言語よりも視覚が大切と言われていますが、面接では言っている内容が大切です。
魅力的な自己紹介をすると、相手もその後の話をついプラス印象で聞いてくれるものです。
転職をする際、「自己PR」や「志望動機」「業界研究」などを完璧に答えようと準備されるのですが、「自己紹介」を準備される方は多くありません。
ライバルの応募者がやっていないことを対策することで差ができるものです。
第一志望の転職先を受ける際はなおさら準備を怠らないようにしましょう。
自己紹介を簡潔にわかりやすくすることで、面接もスムーズに
簡潔な自己紹介をすると、その後の面接がスムーズになります。
ダラダラと長く話されると、相手も何を質問すればいいのか分からなくなるものです。
自己紹介は「シンプルに」が鉄則です。
簡潔な自己紹介を聞くと、面接者はもっと聞きたいポイントが整理されて、その後の面接がスムーズに進みます。
面接は、あなたと面接官が作り出す劇のようなものです。
進行をしていくのは面接官ですが、面接の進行をスムーズにできるように手助けをしてあげることで相手に好印象を持ってもらえます。
一方で、ダラダラと長い自己紹介を聞くと、面接者はどこを深掘りして面接して欲しいのかわからず、お互いに無意味な面接が進んでしまいます。
自己紹介は、自己PRを最大限にできるチャンス
自己紹介をきちんと話せない方は、とても損をしています。
面接官に「では自己紹介からお願いします。」と言われると緊張してしまうものですが、
転職面接での自己紹介は、唯一「自分のペースでPRすることができる」チャンス。
そして自己紹介は、ほとんどの面接で一番最初に聞かれることです。
その後の質問で準備していなかったことを聞かれても、
自己紹介を自分のペースで話すことができれば、その後も落ち着いて会話することができます。
短い時間の中で堂々と自己PRできるかが面接のできを握っていると言っても過言ではないのでしっかり準備して面接に挑みましょう。
自己紹介は時間をかけ過ぎず「簡潔」に「堂々」と話す
では、どの程度の時間で自己紹介をすれば良いのでしょうか?
面接の冒頭で話す自己紹介は1分〜2分で話すのがベストです。
1分〜2分で自己紹介するメリット
「短くまとめる」ロジカル(論理的思考)をPRできる。
面接者が面接で知りたいのは、「どんな成果を上げてきたか」も重要ですがそれだけではありません。
応募者の会話から「会話のキャッチボールができるか」「言いたい事を簡潔にまとめて話すことができるか」といった点も評価しています。
つまり、相手お思いあった「コミュニケーション」ができるのかを見ているわけです。
自己紹介を短くまとめて話すことで、面接者にアピールすることが可能です。
自己紹介の本質的な構造と例文
自己紹介は、構造を意識すると準備しやすいです。
- 挨拶
- 職務経歴
- 自己PR
- 志望動機
- 締めの挨拶
の5ステップに分けて考えていきましょう
挨拶について
はじめまして(あらためまして)〇〇と申します。本日はお時間をいただき誠にありがとうございます。
冒頭の挨拶は自分の名前と面接の時間をくれたことを感謝しましょう。
職務経歴について
大学卒業後、株式会社○○に新卒入社して○年、法人向け営業職として大手企業を対象に新規営業に取り組んで来ました。
開拓した企業は通算○○社、年間○○万円の売上に貢献しました。
最終学歴後の職務経歴を簡単に紹介します。それぞれの部署在籍年数などを詳細に話さずとも、「どんな職務についてきたか」「その職務ではどんな領域を担当していたか」をわかりやすく伝えればOKです。
自己PRについて
現在は営業部〇〇部署の課長(役職)として、〇〇名のマネジメントにも取り組んでおります。昨年度は私のチームが営業部全体の最高売上に貢献したのでMVPに選出され、社内表彰していただきました。
職務経歴の次には、自己PRを。ここはPRできることを簡潔に話すようにしましょう。
自己紹介の次は、「志望動機」「退職理由」を聞かれるのでそのきっかけになるようなことを伝えられるとベターです。
志望動機について
現在は、有形商材の営業に従事しておりますがより営業力をつけるためにも、御社の取り扱っているコンサルティングなどの無形商材の営業をしたいと考えています。
締めの前には、志望動機を伝えます。ここでもといった志望動機のさわりを伝えましょう。
採用担当者に対して、「私は御社に入社したいと思っています」という前向きなメッセージを伝える事が重要です。
締めの挨拶について
本日はどうぞよろしくお願いします。
自己紹介の終わりは、しっかり締めの挨拶で終わりましょう。締めの挨拶をしっかり言いきる事で、力強く前向きな姿勢を伝える事ができます。
自己紹介で印象をさらにUPさせるポイント!
さらにあなたの印象をUPさせるポイントについて書いていきます。
- 数字を入れて話す
- 明るく大きな声でハキハキ話す
- 相手の目を見て話す
それぞれについて解説していきます。
数字を入れると印象UP
伝わりやすい話に「数字」は必須です。
言葉の羅列よりも簡潔に数字で伝えた方が理解しやすいですし説得力もあります。
また、数字を把握できるということはビジネスマンとしては最低限のスキルです。
営業ならば、自分の受注率と平均の受注率の比較などができると印象もUPしやすいでしょう。
明るく大きな声でハキハキ話すと印象UP
メラビアンの法則でも、第一印象での聴覚が占める割合も約38%とかなり大きいです。
自己紹介で判断される評価は、「あなたの経歴」だけでなく「あなたの第一印象」が大きなウェイトを占めます。
自分に自身があり元気な事を印象を持ってもらうために、面接の第一声は、明るく大きな声で始めましょう。
「はずかしい」、「自分はエンジニアだから」とぼそぼそ発言しても何も得をしません。ハキハキ話すようにしましょう。
相手の目を見て話すと印象UP
目を見て話すことはできる人が少ないです。
多くの転職者は「覚えた自己紹介をそのまま話そう」とするあまり、目が泳いだり、完璧な自己紹介を思い出そうと上の空で話したりすると、信頼度も下がってしまいます
面接官の目をしっかり見て話すようにしましょう。
ビジネスだけじゃなく、相手の目を見て話すのはマナーです。
とは言ってもずっと目を見つめて話すのは威圧感を与えてしまうことがあるので、意識することが大切です。
まとめ
転職面接の自己紹介について、ポイントを解説してきました。
面接はコミュニケーションの一環です。面接してくれる相手に思いやりを持って接することを考えれば自ずと準備する内容もわかってくるはずです。
お互いに貴重な時間を割いて面接するのでこちらができる準備はしておくべきですね。
1時間もない面接で合否が決まってしまいます。
転職する側が売り手市場とは言われてますが、人気企業は転職するのは難しいのは実情です。
しっかり対策をして面接に挑みましょう。
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