ファイナンシャル・プランニング技能検定いわゆるFP試験は、学科試験と実技試験で行われます。
試験は筆記試験(マークシート)ですが学科・実技ともに選択肢から回答していく形式なので書いている内容を理解できる力が試されます。
実技試験は選択科目方式になっており、受検申請の際に選択科目を選択して受験します。学科試験と実技試験を同じ日に受検することができます。
通常、FP3級試験の場合、学科・実技を同時で受ける人がほとんどです。合格するためには、「学科試験」と「実技試験」を受検し、両方の試験に合格することが必要です。
仮にどちらかが不合格となると違う試験日で受験する必要がありますので、効率よく学習してフィナンシャルプランナー3級試験に1日で両方合格してしまいましょう。
FP3級の合格するためのおすすめテキストと参考書
FP3級は独学で勉強すれば、合格することができる試験です。
もちろん普段の生活で耳にしないFP試験ならでわの単語がでてきますし、国家試験なので対策をしないと合格することは難しいです。
FP3級試験の受験者数は毎年多いので、書店に行くとたくさん参考書と問題集があるので、自分に会った物を繰り返し勉強して行くことが一番です。
fp3級の合格するためのおすすめテキストと参考書なら、「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」をおすすめします。
このテキストの良いところは、絵なども用いていてイメージとして理解をすることが出来るようになっていたところです。
単に文字の羅列ではなく、頭に入ってきやすくい構成をとっています。しかもモバイル端末にも対応していてスキマ時間を利用して、いつでもどこでも学習できるので社会人は隙間時間に勉強することができます。
資格のTACが作っているので要点がしっかりとまとまっていて、読んでいて分かりやすいです。モバイル端末を使って学習していると分からないことがあった場合、ネット検索で調べられるという点も便利ですね。
基本的に分かりやすい言葉で書かれていますが、時にはよく分からない表現を使っていることもあります。
そのような時にはネットでその言葉の意味を調べて学習することができますので便利です。
fp3級は独学でも十分に合格することが出来る資格です。
FPは人気資格なのでテキストもたくさんあります。ほとんど初学でも解りやすく作られていますので、学習していて特に難しいと感じることはほとんどないかもしれません。
身近なお金の話が多いので、実生活でも役に立つ資格です。
fp3級に合格するためには過去問は必要?
fp3級に合格するためには過去問は必要です。資格試験の効率のいい勉強法に過去問は不可欠です。
参考書の内容をしっかりと把握できていれば、人によっては勉強しなくていいかもしれませんが、それでも過去問があると自分の理解の程度を確認出来てモチベーションアップにも繋がります。
正直、過去問演習はめんどくさいと思うことが多いですがFP協会がわざわざHPにも掲載するということは、案に「受験者は過去問をやっていて当たり前」と示唆しているということです。
そもそもテキストや参考書のみ読み込んでもなかなかアウトプットしないと理解が出来ないものです。
過去問演習をして問題を解けるようになると合格できるという確信を得ることが出来るところが過去問の大きな意味です。
実際に過去問を解いて合格点に達すれば、それは自分の知識がそこまで来たことの証ですから、これで自信を付けることが出来ます。
人間はは不思議なもので、出来ると思うと辛い勉強も楽しく感じることができます。勉強はできるようになれば面白いと感じる物です。
逆に出来ないと思うとモチベーション自体が下がってしまいますが…。そこはポジティブに捉えましょう。
過去問で自分の実力が分かれば、何をすればいいのかという事も分かります。何がわからないかわかれば、「対策」ができるのです!
自分の今の実力を知るという意味と自分のモチベーションを上げるという意味で過去問は必ずやりましょう。
勉強をしていると理解の進捗を図る指標が必要です。
自分の位置を確認しながら勉強を進めていくという事は大切な事でもあると思います。
過去問を解いていくと、実際の試験でも類似問題が出題されることも良くある事がわかりますので確実に合格する力をつけるためには過去問演習は欠かせない事です。
fp3級に合格するための勉強時間は?
勉強時間は、これまでの経験や勉強になれているかなど人によって違いますが、一般的に100時間以内と言われています。
既に知識がある程度あるという人であれば、20時間程度でも独学で合格は可能です。
法律関係の事前知識やすでに、他の資格の勉強をしたことがある方なら勉強のコツを掴むのが早いので1日に2時間ぐらいの勉強を約2週間すれば合格することは不可能ではありません。
一方、今まで全く資格の勉強をしたことがない方は、時間がかかるかもしれませんが、FP3級は「落とす」ための試験ではなく入門の試験なので時間をかければ合格することができます。
ポイントは、勉強時間よりも問題を解けるようになったのか。ということです。いくら時間をかけても問題を解けないと試験に合格することはできません。
fp3級のテキストはたくさん出版されているのでどれも基本的に分かりやすいです。テキストを読んで過去問を解く事を繰り返しすれば合格することは難しくないです。
「資格を勉強したいけど何をすればいいのかわからない…」と考えている方には、法律系初学で汎用性が高い試験なのでぜひFP3級はおすすめです。
fp3級の合格率と難易度
FP3級の合格率は、fp協会の発表によると
- 学科試験の合格率が約8割
- 実技試験の合格率が約9割
受験者のほとんどが合格できることがわかります。
数字だけ見れば、「受ければ誰でも合格できるから楽勝じゃん!」と対策や勉強をしないなど油断は禁物です。
対策しないと合格できる試験ではないです。合格率だけで難易度を把握せずに勉強はきちんとしましょう。
これから難関資格を受験する方には試験に慣れるという意味ではおすすめできる資格です。
FP試験も、3級から1級まで資格があります。難易度も級が上がるごとにいきなり変化しますので、上位の級を目指す場合はなるべく期間を開けずに一気に勉強してしまいましょう。
FP3級はまるっきり勉強しないで受かるというようなものではありませんが、勉強すれば出来るという程度のものです。
この上のレベルの資格となると、かなり難易度が上がる気がしますが、このfp3級はやる気があって、勉強を実際にすれば取得できる資格だという事は言えます。
実際に勉強を始めてから、特に難しくて分からないというような事はありせんでした。用語が普段聴いたことのない言葉がててくるので戸惑いましたが、それ以外は難しくはないです。
fp3級はfp資格の窓口なので、いじわるな出題もないです。基礎を理解できていれば問題なく合格できます。
fp3級に受かったら・・・。
fp3級に受かったら、次はfp2級を受けることをおすすめします。
fp2級は難易度が上がりますが保険業の方や就活で使いたいのであれば2級までは取得しておくべきです。
fp3級は転職時に特に有利になりませんが、fp2級は転職などでも有利になる事もあるようですし、会社での仕事に知識として活かせることも多くあります。
実際のところ、資格は資格なのでfp合格したところで仕事にも影響はありませんし、信用が上がるというものではありません。
資格を取得して、実務経験がないとビジネスでは信頼されないものです。名刺には記載されますが3級だと転職で必ず役に立つわけではありません。
しかし、fpの資格は国家資格ですし、資格を取得しているのと取得していないのでは信頼が違うので、ビジネス上必要な場合は資格を取得しておくべきです。
fp2級を目指す人にとっては、試験慣れや問題の傾向を掴むためにfp3級の取得をおすすめします。