ITパスポートはどんな試験?試験に合格した後は何を目指せばいいの?

ITについて興味ある女性



前回、ITパスポート試験の難易度と独学で合格するための勉強方法について書きましたが、

ITパスポート試験合格

ITパスポート試験の難易度と独学で合格するための勉強方法

2018年2月23日

ITパスポート試験についてご質問やどんな試験かの話を話題にもらったので、ITパスポート試験はどんな試験なのかについて書いていきます。

ITパスポートとは?

ITパスポートとはITに関する基礎的な知識を持っている事を証明する事が出来る国家資格になります。

今はどの様な職種においてもITは切っても切れない関係にあり、ITパスポートの取得を目指している方も多く増えています。

ITパスポートを取得することにより、基礎的な知識の証明にもなるので、何も資格欄に書くことがないよりは書いておいた方が転職活動や就職活動を有利にすることが可能です。

実際、難易度はそこまで高くなくいつでも受験可能な試験のため、ITパスポートを取れば転職に有利なわけではないですが取っておくことに越したことのない試験ではあります。

そのため新しく社会に出る学生の方が取得を目指している事も多い試験です。社会に出る為の一種のステータスとしても利用することが出来ます。

この資格を取得することにより、パソコンを利用する事の証明の一つにもなりますので、企業にとってはこの資格を持っている人材を雇用したいと考えている所も多くあります。

会社に入っても強制的に勉強させられることも多い試験です。

「初級シスアド」の試験とどこがちがうの?

「初級システムアドミニストレータ試験」は制度改正で平成21年に廃止になってしまいました。

初級シスアドはITの分野でリーダーを目指す方が取得するための資格になり、ITパスポートとは取得する目的も異なります。

また試験内容も大きく異なりITパスポートの場合は基礎的な問題が多く、合格率も高いですが、初級シスアドは専門的な知識をする問題が多く合格率もITパスポートに比べると高くはありません。

以前は、初級シスアド〜上級シスアド(現在のITストラテジスト試験)の壁が高すぎるため廃止になったと言われています。

初級シスアドを取得する為にはコンピューターネットワークやソフトウェアの使用方法などのより詳しい分野を理解する必要があります。

その為、様々な幅広い知識が必要なわけではなく、ITに特化した専門的な知識が必要になるので、用途も違い合格率も違います。更に実際に取得を目指す方も学生ではなく、社会人の方が多いのが特徴です。

基本情報技術者との試験範囲の重複も廃止された要因とされています。

受験者としては資格が取りやすくなってよかったですね。

ITパスポートの社会的な評価は?

ITパスポートの社会的な評価は高いと言えます。

もちろん難易度は高くないので持っているだけでどうこうなる資格ではないですが。

ITの全般的な知識を証明する事が出来る資格にもなりますし、ITに強い人材を取り入れたいと考えている企業も増えてきているので、年々評価は上がってきている状態です。

もちろん取得の有無だけで全ての評価が下される訳ではありませんが、持っている方と持っていない方では転職活動や就職活動を行う時にアピールする事が出来る部分も異なるので、内定率も異なります。

未取得の場合には基礎的な知識を持っている事を口頭でしか説明することが出来ないので、客観的に確認をすることが出来ません。

資格を取得していると基礎的な知識を持っている事を国が証明している事にもなりますので、経営者としても安心して雇い入れをする事ができます。

難易度が高くない割に有名な資格なので資格をとる時間のある方にはオススメの資格です。

ITパスポートを取得した後は何を目指せばいいの?

何かを目指す女性

ITパスポートを取得した後に目指す物は「情報処理技術者試験」でその次に目指すのが「応用情報技術者試験」になります。

どちらの試験もITに関係する分野の試験になり、取得をすることで自分自身をスキルアップさせることが可能です。

正直、ITパスポートに比べると情報処理技術者はかなり難しいので勉強はかなり必要です。

企業によっては情報処理技術者試験や応用情報技術者試験の合格者に対して、手当を出している所もあり、給料アップを見込むことも出来ます。

企業内でも取得をすることで、評価を良くすることが出来為、出世にも繋がるものになるのでおすすめです。

ITパスポートを取得している方であれば、ITの基礎的な知識を勉強しているので、情報処理技術者の試験を目指しても合格をする可能性は大きくあり、通信講座などを利用せずに独学で勉強をしても問題はありません。

まとめ

ITパスポートとはITに関する基礎的な知識を証明する事が出来る資格です。

また社会的評価も高い国家資格になり、取得を目指す方は学生や社会人など幅広い年齢層の方が資格取得に力を入れています。

企業にとってもITに精通した人材を雇い入れたいという思惑があるので、年々社会的評価は上がっている状態です。

ITパスポートを取得することが出来れば、更にステップアップとして、情報処理技術者試験と応用情報技術者試験の合格を目指すことを目標にできます。

どちらの試験も難易度が高いですが自分自身のスキルアップや社内での人事評価を上げるためにはいい資格。給料アップや出世にも繋がるのでおすすめです。

まずは、ITパスポート試験の勉強を頑張って見ることをおすすめします。

ITパスポート試験合格

ITパスポート試験の難易度と独学で合格するための勉強方法

2018年2月23日