著作権や知的財産権は今や企業にとっては大切な財産です。
最近では、中国や漫画村の問題で度々取り上げられる知的財産権ですが、一般の人からするとどんな権利なのかよく解りませんよね。
「個人的に勉強したいけど知的財産って何?」という方にはとてもおすすめです。
これから弁理士を目指す人にとっても登竜門となる試験なのでぜひ、勉強してみてください。
受ける会社によりますが、転職の時も役に立つ可能性があります。
知的財産管理技能検定試験の特徴
知的財産管理技能試験は、1級〜3級まであります。受験資格もないので誰でも受験可能。
3級は難易度はそこまで難しくないので、法律関係の試験を受験したことがない人でも対策をすれば合格するのはそこまで難しくはないです。
2級 | 学科試験 | 筆記試験 (マークシート方式 4肢択一式*) |
40問 | 60分 | |
実技試験 | 筆記試験 (記述方式) |
40問 | 60分 | ||
3級 | 学科試験 | 筆記試験 (マークシート方式 3肢択一式) |
30問 | 45分 | |
実技試験 | 筆記試験 (記述方式) |
30問 | 45分 |
知的財産管理技能検定試験の特徴は問題数が多いので、一つの問題に時間を掛けすぎると直ぐにタイムオーバーになる点です。
ゆっくり考えて解いていく問題と、スピーディーに問題を解いて行く問題を洗濯していかないといけません。
次に実技試験と学科試験の二種類に分かれており、片方だけ受かったとしても合格するわけではありません。
2級 | 管理業務 | 学科試験 | 満点の80%以上 |
実技試験 | 満点の80%以上 | ||
3級 | 管理業務 | 学科試験 | 満点の70%以上 |
実技試験 | 満点の70%以上 |
実技試験と学科試験の両方に受かることで合格することが出来る試験です。
この為、知的財産管理技能検定試験は簡単に受かるような試験ではなく、合格基準が高いため、きちんと勉強をしないと簡単に合格することは出来ませんので注意が必要です。
とはいっても、落とす試験ではないです。合格基準に達してさえすればみんな合格するのできちんと対策して受験しましょう。
知的財産管理技能検定の試験概要
知的財産管理技能検定の学科・実技試験ともに選択肢を解凍していくマークシート形式になっています。
知的財産管理技能検定の3級は試験時間が45分間で問題数30問。2級は60分間で問題数は40問です。
2級の方が出題する問題数は多くなっていますし、当然試験問題の難易度も上がります。
知的財産管理技能検定に合格するための基準は明確に設けられており、3級は70%以上で合格することが出来ます。2級に関しては80%以上正解する必要があります。
受験料金学科と実技試験合わせて3級が11000円に2級は15000円かかります。
国家試験なので取得する価値はありますが受験料金は他の試験に比べて安いわけではないので一発で合格してしまいましょう。
3級の勉強方法
知的財産管理技能検定の3級は独学で合格することが出来ますので、参考書やテキストを購入して勉強する事が一番です。
参考書やテキストは大きな書店であれば複数取扱をしております。
とは行っても、「FP」や「宅建」に比べるとそこまでメジャーな試験ではないので、取り扱いのテキスト・問題集の種類はそこまで多くないのは事実です。
そこで、オススメのテキストと問題集ですが。
初学の場合は解りやすいテキストを読み込んで過去問で試験問題の傾向に慣れるのが一番効率がいいです。
実際はどの参考書やテキストを選べばよいかわからない場合は何冊か自分で目を通して、自分が勉強をしやすい物を選ぶと良いですがわからない場合は上記をおすすめします。
価格も2000円前後の物が多いため、数冊購入しても多く出費する訳ではありませんし、勉強する為に利用するので無駄になるわけではありません。
2級の勉強方法
知的財産管理技能検定の2級は3級に比べると難易度が大きく上がります。
出来れば3級に合格してから直ぐに受験をするほうが、勉強内容を覚えている状態でスタートできるので有利になります。
知的財産管理技能検定試験のように3級から1級まである試験は忘れないうちに駆け上がっていくと勉強の効率がいいですよ!
2級のおすすめテキスト・問題集は、
資格のTACが出している「スピードシリーズ」は知財検定試験受験者には人気のテキスト・問題集です。
また、勉強方法に関しては、3級と同じ様に独学で勉強を続けるのも良いですが、難易度が高く出題される範囲も広くなる為、通信講座を利用するのも一つの手段です。
通信講座なら専用の参考書やテキストも用意して頂くことが出来ますし、勉強で分からないことが出てきた時にも一人で考えることもありませんので安心です。
またモチベーションも高く維持して勉強に取り組む事ができます。
まとめ
知的財産管理技能検定試験を受験する時には特徴と概要をよく理解してから勉強に取り組む事が大切です。
3級に関しては独学で合格をすることも難しくはありません。独学で利用する参考書やテキストは書店で販売されています。
しかし2級に関しては難易度が高くなるため、独学での合格は難しくなります。
通信講座を利用して勉強をすると勉強に対するモチベーションを高く維持することが出来ますし、分からないことが出てきた時にも一人で考えこむ事もなくなります。
2級を受験する場合には独学ではなく、通信講座を利用するのがおすすめですがモチベーションをうまく保てるのであれば独学でも問題はありません。
自身にあったスタイルで合格を目指しましょう!
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