社労士の勉強方法や勉強時間などを記載していきます。
社会保険労務士(社労士)は、労働関連法令や社会保障法令に基づく書類等の作成代行等を行ったり、
企業の労務管理や社会保険に関する相談や指導を行う事を仕事をしますので会社にとって欠かせない業務をできる資格です。
会社によっては社内に社労士さんがいて特別手当をもらえたりするそうです。独立もできる資格ですが、サラリーマンとしても使える資格です。
社労士の資格は難易度がかなり高いです、私の経験がお役に立てば嬉しいです。
社労士の難易度と合格率
社労士の難易度はかなり高く、合格するためには苦労をしている方が多い資格です。
合格率も10%以下の年が多く、年によっても難易度が変わっているようです。
実際に受けてみるとわかりますが、難易度が高いのでかなりの勉強時間を使う必要があります。当然難易度が高いので合格率も低いです。
初回一発合格を狙うには難しい合格率にはなりますが、努力次第で受かる可能性ももちろんあるので、難易度の高さや合格率の低さに注目するだけではなく、いかに効率的に勉強するのかに注力するべきです。
私は実際に一回で受かる事は出来ませんでしたが、2回目で合格する事が出来たので、難易度と合格率はあくまでも指標と捉えて努力をすればどうにかなると思います。
特に合格者を見た時に30代と40代の合格者が多く、資格取得に年齢は言い訳にならないと感じました。試験会場にはかなり高齢の受験者の方もいらっしゃいます。
社労士の仕事は社会保障制度に対する活動をする事が多いので、社会貢献をしたいという気持ちが勉強をする意欲を高めてくれます。
私も勉強中は自分が社労士になった時の事を想像しながら勉強をしてモチベーションを保ちました。
難しく合格率も低いので、テキストと問題集など目の前の事を考えるとモチベーションが下がりがちです。
合格した後の事を考えると勉強に身が入りますのでイメージをすることで受験勉強が捗りました。社労士の仕事に対する意識を持つ事で、難易度を気にせずに挑戦する事が可能です。
社労士に必要な勉強時間
合格に必要な勉強時間は今までの経験や理解度によるので一概には言えませんが、一般的には1000時間以上と言われています。
私自身も勉強をする際にはこの時間を目安に頑張りました。
1000時間勉強をするには、社会人では1ヶ月や2ヶ月では時間を作ることはほとんど無理なので、社労士を目指す場合には余裕を持って1年前から勉強をする方が良いでしょう。
1年前から勉強を始めても、時間がいくらあっても足りないと感じる方が多いようです。
余裕を持って1年前から始めていても、1000時間の勉強時間を確保するのは難しいです。
暗記問題が多いので、毎日勉強を積み重ねて行かないと忘れてしまう箇所も出てくるので、注意が必要です。
毎日勉強をする様にしていましたが、仕事が終わってから机に向かう社会人には、1日3時間程度が限界でしょう。私自身も1日3時間はかなり厳しかったです。
平日に勉強をする事が出来ない場合は休日にあてて勉強をしていましたが、休日を丸一日使ってしまう事になるので、友人との飲み会などの予定を立てる事が難しかったです。
難易度が高い資格を取るためには、取捨選択が必要です。
いづれにしても1年前から開始していれば、1日3時間弱のペースで毎日続けていくことができるので、社会人の方でも休日を潰すことがなく、自分のペースを守りながらストレスを溜めずに勉強をする事ができます。余裕を持って1年前から勉強しましょう。
社労士の独学勉強法
社労士の勉強方法ですが、読んでいるだけでは覚える事が出来ないので、テキストを覚えながら問題集をこなして行くことが大切です。
基本的にインプットとアウトプットの繰り返しが合格への学習の鍵となります。
読んでいるだけでもある程度は頭に入ってきますが、同時に問題をこなして行く事が出来ないと知識としてなかなか定着するのは難しいと感じたのです。
テキストを読んで知ったつもりになっても、使える知識となっていないと意味がありません。
問題を解くことで知識が定着していくため、読んで暗記をした内容をアウトプットすることで効果を感じる事が実感できます。
また文章を読み解く際にも目で見る、視覚だけではなく、体全体を使うとより覚えられます。声を出して読む事で聴覚も使うことができます。
社会人の場合は仕事が終わってから夜中に勉強をする事が多く、集中力を高めた状態で勉強をしないと眠ってしまう事も多いので、声に出して勉強をする事により、眠気覚ましする事が出来ますし頭にも入ってくる様になりました。
社会人におすすめな勉強方法は、時間を確認して勉強をすることです。
時間は無限にある訳ではないので、時間を意識する様にしないと集中力を保つ事が難しくなってします。
だらだら続けていても効果が上がりませんので、勉強をする時には時間を計測しながら時間内に暗記をして行くことに力を入れていました。
何かしらの制約がないと人間は怠ける生き物です。時間拘束をして勉強すると効率が良くなったと実感しています。
社労士合格にはの過去問を攻略することが必要!
社労士の勉強をする上で、過去問題は非常に重要です。他の国家資格にも言えることですが、過去問題から多くの内容が試験に出るためです。
受験をした際に3割程度は過去問題から全く同じではないにしても、類似問題が試験問題が出ているように感じました。
過去問を攻略する為にはお金はかかりますが幾つもの過去問題集を入手する必要があります。
コスパを考えると過去問題集はどれでも良いわけではなく、出来るだけ掲載されている内容が多く、解説が多いものを選ぶのをおすすめします。
解説が多い問題集は一冊を攻略するのに1ヶ月以上かかる事も多いですが他のテキストで調べたりする時間を削減できるので結果として効率的に学習できます。
私が購入した過去問は10年分が載っていたので、本屋に買いに行く際はかなり重かったですが、今はネットで本を購入する事ができるので評判を見ながら探すと良いでしょう。
また過去問を攻略をする方法ですが、とにかく解いていく事が肝心です。
テキストを確認しながら解くのではなく、問題を解き終わってからテキストを見て答え合わせをする方法が手っ取り早く知識を定着することができます。
何度も反復する事で、答え合わせをした際にどんどん点数が上がる様になり、モチベーションも上がります。
社労士の通信教育は効果があるのか?
社労士の通信教育の効果は高いです。
私は2回目の受験の時は通信教育を利用して勉強をしました。
独学で勉強をする際にはテキストと過去問題集が主だった方法になり、限界を感じてしまう事がありますし、モチベーションが上がりにくいです。
通信教育なら目の前で講師が居るかの様に映像が流れるので、見ているだけでも飽きる事がありませんでした。
もちろん効果や学習効率を考えても効果は抜群で、視聴覚教材は記憶を定着させるのに役立ちました。
独学よりもコストがかかるので元を取るために必死で勉強することができます。学生と違い社会人には時間がありません、時間をお金で購入してしまう方が効率的ではあります。
映像で見る事のできる通信教育は目新しさもあるのと出演している講師の方が、有名な方で社労士の勉強内容をわかりやすく説明してくれている点が印象に残っています。
テキストや問題集はある程度の基礎が出来てくるとすらすら解く事が出来ますが、始めの頃は時間がかかってしまいます。専門的な用語や概念が解りづらいからです。
通信教育なら難易度が低い所から誰にでもわかる様に説明してくれる物が多く、何度も見ることで効果的に感じる事が出来たので良かったです。
また視聴覚教材なので、データの取り込みを行うとパソコンだけではなく、スマートフォンを利用して見ることも出来たので、自宅に居なくて見る事が出来ました。
仕事の通勤時間を利用して通信教育を受ける事も出来たので、通勤の合間の隙間時間を利用して効率よく勉強をする事が出来る点も気に入りました。
まとめ
社労士は一般的に難易度が高い資格になります。
ご自身の経験を元に、独学で合格を目指すのか、通信教育で合格を目指すのか、予備校を使って合格を目指すのか、判断されるといいと思います。
社会人であれば予備校を使って学習をされることをおすすめします。