大手通信講座の情報をWebサイトを分析して、様々な用途別の人気資格ランキングを作成いたしました。
これから資格を取ろうとしている方、子育てしながらできる事を探されている方、転職に有利な資格を探されている方、大学生の方は是非読んでみて下さい。
資格を取得することで年収がアップしたり、転職や就職が有利になることがあります。
各資格の勉強方法や難易度は別記事で紹介してますので記事下のリンクからよろしければご一覧ください。
女性に人気の資格ランキングTop10
女性活躍推進法も確立された昨今では、女性が社会で活躍されることを期待される風潮にあります。それにもかかわらず、女性特有のライフイベントの影響もあり、女性の生涯にわたって働き続けることは未だに難しいのが現状です。
そのため一生食べていくために資格習得に励む女性が増えております。特に資格をもつ女性は転職もしやすいです。
1位:医療事務
医療事務とは病院やクリニックなどで会計やカルテの管理や診療報酬請求についての業務などを行うため医療についての専門的な知識が求められることから通常の事務とは区別されています。
医療事務の具体的な仕事内容としては、医師や看護師、患者の間に立ち診療時間内において受付や問診、カルテ入力や会計といった仕事を行いますが、最も重要なのがレセプトと呼ばれる診療報酬請求業務です。
レセプトは患者さんの診療費を保険者に請求しなければならないため正しい専門的な知識の習得が求められるのです。医療事務は、結婚や出産の後でも再度、続けることが出来るなど、様々なメリットがあります。
ライフスタイルに合わせて働き方を選ぶことができたりキャリアアップになるのも医療事務の大きな魅力のひとつです。
医療事務資格は、受験資格も必要ないので何から資格を取ればわからない方にとてもおすすめです。
2位:調剤薬局事務
調剤薬局事務はレセプト作成ともよばれる調剤報酬請求事務を中心とした事務作業全般を行う仕事です。
資格を取得するためには医療に関する専門的な知識の習得が必要となりますが、他の医療の仕事と違って調剤薬局事務が扱うのは、薬剤の分野のみですので、範囲が限定されて難易度はそれほど高くありません。
近年では在宅での通信教育を提供するスクールも増えています。
調剤薬局での処方せん受付の数は毎年増加しており、今後も技能を身につけた調剤薬局事務スタッフの需要は高まっています。
3位:介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
介護職員初任者研修は、介護の技術や理念の基礎をしっかりと習得することができる新人向けの入門的な資格です。
また、資格の勉強を通して人間の身体のしくみや老齢化したときの身体的な変化などの基礎的な医療知識も学ぶことができますので、ケガや病気が生じた時に対処できたり予防することに役立ちます。
未経験の方も取得可能ですから、この資格を取得することによって正社員にもなりやすく、現場ではリーダーや管理者へのキャリアアップの可能性が広がります
4位:ネイリスト
ネイリストは主にネイルサロンでお客様のネイルを施すというのが仕事内容です。
資格の習得はネイリスト検定というものがあり、1級を持っていると重宝します。自宅でサロンを経営したり、就職にも有利になりますし、知識を深めるという意味でも重要になってきます。
ネイリストは美容系のお仕事の中でも今人気が高く、将来自宅でサロンを開きたいという夢を持つ方の間でも注目されています。
通信と専門学校などで技術や知識を習得することができます。
5位:行政書士
行政書士とは行政書士法に基づく国家資格であり官公庁に提出する書類及び権利義務や事実証明に関する書類の作成、提出手続、行政書士が作成した官公署提出書類に関する行政不服申立手続き等の代理や作成に伴う相談に応じることのできる業務独占資格です。
行政書士試験は法律自体の概念から法律自体の概念を満遍なく習得しなければなない他、法律知識を使う技術や政治や経済の知識や文章読解力も要求されます。
試験問題も法律科目だけでなく一般教養科目もありますので効率よく知識を習得する事が重要となります。
6位:FP(フィナンシャルプランナー)
家を買いたい、将来老人ホームに入りたいが家計は破綻しないかなど自分でいろいろと調べるのは大変ですが、その時に心強い味方となってくれるのがフィナンシャルプランナーです。
主に一般家庭における会計のプロで収入や今までの支出をもとに無駄な箇所を分析し目的を達成させるためにはどうすればいいのかアドバイスをする仕事です。
また保険や金融商品の見直し、アドバイス能力も求められるため金融に関する知識の習得も不可欠となります。生活に欠かせないお金の勉強をすることができます。
7位:介護事務
介護事務は、介護事業所で重要な会計事務を行うための、知識と技能を持った「ケアクラーク」という職種になります。
ケアクラーク資格は、介護事務の技能修得を証明し、即戦力として活躍できる証となりますので、転職や就活には有利になりますし条件の良い就職先を選択できます。
介護事務の仕事を安定的、長期の勤務を望む方は、ぜひとも習得しておきたい資格。年々、ケアクラークは人気な資格になってます。
ケアクラークの資格取得は特に女性におすすめです。
8位:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトが提供しているオフィスソフトを操作可能であるという能力を外部に対し、証明する事ができる資格です。
試験の対象になるのはワードをはじめエクセルやパワーポイント、アクセスやアウトルックといったアプリケーションになるので、まさにオフィスソフトに関して総合的な知識が求められます。
業種を問はずPCを扱うのであれば資格の勉強を通して学ぶことは多いはず。
そして、ワードとエクセルに関しては一般レベルのスペシャリストと上級レベルのエキスパートレベルに分けられているので、目的に応じて習得する方が選べます。
企業からのニーズが高い資格なので取得すると就職に有利です。
9位:保育士
保育士の役割は単に子どもを預かるだけでなく、心身の発達や社会性を養うお手伝いを行います。
食事や睡眠と言った普段の生活習慣を身に付けさせることも重要な役割です。そのため、保育士になるための知識を習得した証として資格試験に合格する必要があります。
勤務時間帯は早番・中番・遅番のシフト制なことが多く、雇用形態も様々です。長時間勤務が難しい場合にも契約社員やパートと言った選択肢もあるため柔軟な働き方ができます。
保育士は子どもが好きなことはもちろん、一緒に成長をしていく手助けをしたいという方に向いていると言えるでしょう。
10位:ケアマネージャー
介護を必要としている方が、自分で介護サービスを決めることは困難です。
ケアマネージャーとはそういった場合に代わりとなって、介護プランの作成や介護事業者との調整を行う専門家です。
ケアマネージャーになるためには、まず「介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」を受験する必要性があります。
試験に合格することで介護プランの作成や介護事業者との円滑な調整を行う知識を習得したとみなされます。試験に合格した後は、実務研修ののち介護支援専門員資格登録簿への登録を申請します。
男性に人気の資格ランキングTop10
かっては就職した会社で定年までサラリーマンとして働く「終身雇用制度」というのが日本の企業におけるスタンダードだったのですが、残念なのか当然なのか、終身雇用制度は崩壊しつつあるといわれています。
このために、常に将来ことを考えて準備するということを今後は求められることになります。
能力至上主義の社会に変わったとき、信じられるのは自分の能力とスキルだけになるでしょう。
資格を取得して自分の仕事の幅を担保しておくことをおすすめします。資格の勉強はビジネススキルにも直結します。
1位:行政書士
行政書士とは、お店の開店や工事をしたいとき、あるいは外国人の入管に関することやその他の小さな法律法律相談などお役所への書類提出についてアドバイスや代行を行ってくれる、「町の法律家」です。
弁護士や司法書士では費用の面でハードルが高い場合などに行政書士が選ばれるケースが増えています。
行政書士は国家資格であり、各種の法律や判例、それに教養問題を含んだ試験を突破するためにさまざまな知識を習得して備えているスペシャリストです。
合格率は一桁。難易度が高いものの、毎年多くの受験生がいる人気資格です。
人気資格なので世の中に様々な講座やテキストが充実しています。
2位:宅建
不動産業界で働く場合、宅建の資格を持っていると非常に有利です。宅建資格を持っているだけで年収や評価がアップすることもあります。
なぜなら宅建資格者にしかできない独占業務があるほか、不動産会社は従業員の5人に1人の宅建資格者を配置しなければならない決まりがあるからです。
不動産業で働くのであれば費用対効果がいい資格です。
正式名称は宅地建物取引士で通称「宅建」、資格を得るには宅地業法が定める試験に合格する必要があります。
難易度は司法書士や公認会計士などの最難関資格よりも難易度は下がるものの合格率は15%ほどで決して簡単ではありません。
出題分野は「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」「税金その他」の4つで、幅広い知識の習得が求められます。
不動産業界で働くのであればチャレンジするべき資格です。独学でも取得が狙える試験、ぜひ下の記事も参考にしてください。
3位:FP(フィナンシャルプランナー)
ファイナンシャルプランニングというのは、資産運用に関する助言と計画作りのことです。
我々が将来のお金の使い方について意見がほしいときプロとして答えてくれるのが、ファイナンシャルプランナーです。いわば家計のアドバイザーです。
ファイナンシャルプランナーの仕事は、経済や税金、保険などたくさんの知識を習得して顧客ごとの資産運用に見合った金融機関・金融商品・会計事務所などの紹介業、コーディネート業になります。周辺業者との横のつながりが大切です。
独立を考えた場合、FPと宅建や行政書士などを一緒に取得するといいです。
まずは、比較的簡単な3級から勉強することをおすすめします。
4位:社会保険労務士
厚生労働省の資格に社会保険労務士(社労士)があります。
弁護士は知っている人が殆どですが、社会保険労務士はあまり知られていないというのが現状です。
近年は会社でのリストラやセクハラ行為や残業代未払いなど、様々なトラブルがあります。社会保険労務士の資格を習得すると、この様な個人のトラブルだけでなく、会社の労務管理や社会保険に関係する知識の豊富さを生かし、相談や指導を行うことができます。
社会保障法令や労働関連法令に基づいて、書類を作成して貰うことも社労士の業務です。
資格取得後は、独立・起業も企業の社員として社内にのこって働く人もいます。
5位:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
マイクロソフトオフィススペシャリストは、マイクロソフトのオフィスソフトであるWordやExcel、PowerPoint等がどの程度使いこなせるのか、知識が有るのか、習得しているのかと言った事を証明する事が出来る資格です。
企業の多くはマイクロソフトのオフィスソフトを入れて仕事をすることがほとんどです。
この資格を持っていると企業に対してオフィスソフトを使いこなすことが出来るのかをアピールする事が出来ます。
パソコンが使えて当たり前の時代なので、持っていると転職に有利。社内評価もアップする資格。
MOSは汎用性の高い資格なので、勉強することで仕事に直結できる知識を修得することができます。
6位:簿記
簿記と言えば日本商工会議所主催の検定が一般的です。
日商簿記検定には4級から1級まで用意されていますが、実務レベルとして3級から受験される大学生や社会人、主婦など幅広い方が受験しています。
簿記1級ともなれば公認会計士や、税理士などの国家資格の第一ステップとして挑戦されることも多い資格です。
簿記検定を合格することで習得した知識は経理部や営業部などの分野で活かすことができます。就職や転職時にも強みになる資格だと言えます。
7位:司法書士
司法書士の業務は、法律に関する書類作成・法律上の手続きを代行する仕事で、個人・企業からの依頼によって業務をすることができます。
重要な業務として登記があり、土地・建物の不動産登記、会社の登記は法人登記となります。
近年は業務が拡大し、認定司法書士という資格・知識を習得すれば、訴訟額が140万円以下の簡易裁判所の事件については弁護士と同じ活動ができます。
過払い金返還請求に多くの司法書士が参入したのはこの制度のためで、今後も業務が拡大していくと予想されています。
成年後見人制度・遺言・相続など、高齢化が進んでいくと必要な業務は多くあり、司法書士はますます業務範囲が広がっていくと言えるでしょう。
8位:知的財産管理技能検定
知的財産管理技能とは、著作物や商標などの知的財産を、企業や団体にいながら適切に管理・活用し、その企業や団体に貢献できる能力のことをいいます。
検定試験なので独立することは難しいです。難関資格の弁理士の資格を受験しようとお考えの場合は足がかりとして受験されることをオススメします。
この資格を習得することで、自分が関係する知的財産の理解や知識が深まり、所属する企業や団体に新たな貢献をすることができます。
また、日常生活における知的財産の知識も身につき、就職や転職、キャリアアップに利用することもできます。
特許や著作権などの知識はこれからの知財の時代に必要な知識といえます。
9位:中小企業診断士
中小企業診断士の資格は国家資格であり、その仕事内容は企業がコストを削減しながらも売り上げを伸ばし、利益を上げていくためにはどうしたら良いのかという提案を行うことです。
よく聞く言葉で言えば経営コンサルタントですが、国家資格ということで、社会的にも高い評価を得ている資格。資格の名前どうり中小企業のコンサルティングをすることができます。
そんな中小企業診断士の資格を得るためには、販売や会計、財務やマーケティング、生産管理という大学の経済学部で学ぶような知識の習得が不可欠になってきます。
現在働いている会社の財務状況などもイメージできるようになる資格。とっておいて損はありません。
10位:危険物取扱者
危険物取扱者は、文字通り可燃性のあるガス・石油・石炭、あるいは危険性のある薬品などを保管管理する際に必要となってくる知識を習得した管理のエキスパートです。
ガソリンスタンドのように可燃物が大量に扱われたり、あるいは銭湯などのように常時発熱を要する設備には資格を持った人間をかならず配置することが法律で義務付けられています。
町のさまざまな施設で必要とされるため、資格としての人気も年々高まってきています。
転職に有利な資格ランキングTop10
資格を取得する事によって転職が必ずしも有利になるわけではないですが、高度な専門知識や危険物を取り扱うための知識、医療に関する知識などの需要はとても高いです。
転職にライバルがいた場合、一般的に資格を持っている方が認められやすいのは明らかでしょう。
企業に人気が高い資格は業務内容や各地域によって違いがありますが、汎用的に使える人気資格を紹介します。
より転職先のビジネスに近い資格をとった方が効果はあります。
1位:弁護士
弁護士とは高度な法律を身に着けて、法律を駆使して様々な問題を解決していく仕事です。
刑事事件から相続問題や離婚問題など家庭内の問題まで依頼者の味方となり解決していくことで多くの人をサポートしていく仕事です。
弁護士になるためには、最難関と言われる司法試験に合格することが前提ですが、ほとんどの場合(平均は)大学の法科大学院(ロースクール)に通うことで司法試験に臨みます。
ロースクールに行かない場合には自分で一から勉強し、予備試験を受けたのちに司法試験に合格する必要があるので最難関と言われる所以があります。
独立して高収入が狙える資格でもあります。弁護士は法律最難関資格なので、弁理士や司法書士の資格も試験なしで取得することができます。
難易度の高さは最高峰。
2位:中小企業診断士
中小企業診断士は、経営コンサルタント業界において唯一認可されている国家資格で「日本版MBA」とも呼ばれています。
資格の試験は範囲は、販売、会計、マーケティングと経済のあらゆる知識の習得が必要で即実務に活用することができます。
中小企業が売上を伸ばし、コストを削減し、利益を上げるための適切なアドバイスをするのが主な仕事となっており、近年需要が高まっています。
経営関連の知識を深めて、自分のスキルを高めたいという社会人の方にもおすすめの人気資格です。
3位:普通自動車運転免許
普通自動車運転免許は、日本国内で乗車定員10名以下の自動車を運転する為に必要な運転免許です。
運転可能な自動車は、車両重量3,500kg未満かつ最大積載重量2,000kg未満の制限がありますが、特殊な形状及び特別な構造の小型特殊自動車の運転は出来ません。
普通自動車運転免許は、視力や色彩能力及び聴力などの適性検査に加え、学科試験に合格出来る知識を習得している人物であり、満年齢で18歳以上の男女となっています。
大学生のうちに取得したい資格です。意外としらない離席書の書き方については下の記事をご覧ください。
4位:TOEIC
TOEICとは国際コミュニケーション英語能力テストの略称です。同じ英語の語学を証明する資格にTOEFLもありますが日本ではTOEICの方が有名です。
英語を母語としない者を対象とした英語知識の習得状態をはかる実力測定試験の一種であり資格ではありませんが高得点(ハイスコア)を取得すれば転職で有利に働くことは間違い無いです。
実力測定の試験なのでTOEICを受験しなければ就けない仕事というのは基本的に存在しないことになりますが、世界的に権威のあるテストであるため非英語圏では雇用や人事評価の際の判断材料として使われることがあり、外資系企業では従業員に定期的な受験を義務づけている場合があります。
スコアがいい場合は、履歴書に記載するようにしましょう。平均のスコアは500点です。
5位:宅地建物取引士(宅建)
「宅地建物取引士」とは、建物や土地の売買や賃貸物件の斡旋を行なうための資格のことを言います。
土地や建物の不動産取り引きは何百万~何千万、中には何億と言う高額の金銭の取引が出てきますので、十分な専門的知識を持ってお客様に説明して相手に損害を出さないように対応しなければなりません。
資格試験の合格率は毎年15%程度と狭き門となっています。独学での合格も十分に可能ですが、通信講座などを活用し知識を習得する人も多いです。
以前、法律系の勉強をしていないと独学での合格は難しいかもしれませんが、
不動産業者は宅建を取得すると手当てがもらえることも多いようです。年収アップにおすすめの人気資格です。
6位:ファイナンシャルプランナー(FP)
お金はあらゆる事に使用できるので柔軟性に長けている一方で、管理の仕方について難しさを覚える事もあります。
ファイナンシャルプランナーとはそうしたお金に関する知識を総括して習得し、アドバイスを求めている方の支えになる役目を果たします。
具体的には日々の節約術をはじめ税金関係や投資、各種ローンや不動産に至るまで様々ですし、老後や相続といった長い目で人生を見た時にもアドバイスをしていきます。
身近なお金の勉強をすることができるので資格取得を考える人の中には仕事で使う目的の他に自分のライフスタイルに役立てたいと考えている方も多いです。
7位:医療事務検定
医療機関において、医療事務などをメインとした事務仕事をするために医療保険制度の知識を習得するための資格です。
業界認定資格であり、国家資格のような資格保持者でなければできない業務ではありません。
ただし医療保険制度やレセプト請求など専門的な内容を把握していなければできない仕事です。そのため経験者が優遇され、未経験者が採用されるのは難しい職種です。
未経験者が医療事務職として従事するために、医療保険制度の基本的知識や計算方法など専門的な内容を学び、知識やスキルを認定されるための検定資格です。
8位:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
表計算ソフトのエクセルや、文書作成ソフトのワードの知識を持っている事を他者に向けて示せるライセンスです。
面接時にエクセルやワードが使いこなせると口頭でアピールしても、面接官が具体的な程度を知る事は不可能です。
そこで、マイクロソフトオフィススペシャリストを習得していると伝えると理解度について共通認識を持つ事ができるようになり、採用試験が優位に進められます。
当然、習得時には専門的な知識も学んでいくので、転職対策に限らず現場で業務を遂行する時には効率性が高まり自分の為にもなる資格です。
9位:秘書技能検定
秘書技能検定とは、秘書としての知識や能力、技能を試験するものです。
秘書と名前に付いていますが秘書の業務についてだけではなく、社会人として必要な一般常識やビジネスマナー、正しい敬語の使い方、電話対応などを問われ、ビジネスで必要な技能を習得できるので、秘書を目指している人以外にも、マナーの向上やスキルアップのために取得する人も増えています。
試験は、3級・2級・準1級・1級の4種類で、2級と3級は年3回実施され筆記試験のみです。準1級と1級は年2回実施され筆記試験と実技試験が行われます。
10位:ITパスポート試験
ITパスポート試験とは、ITを活用する社会人、学生が備えておくべき基礎知識を習得し、また活用出来るかを問われる資格試験であり、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)主催の国家試験です。
IT(情報技術)というとシステムエンジニアというイメージが強いですがむしろITを活用するという知識力を求められる試験であり、取得を奨励する企業も多く、注目度も高まっています。
学生の場合は、在学中に取得すれば就職活動にも強みになります。
専門知識の問われる資格ではありますが、試験自体は会場があいていればいつでも受験する事ができます。
取得しておいて損はない資格だと言えます。
学生におすすめな資格ランキングTop10
学生が資格を取る意味は、将来の可能性を広げることができることです。
就活で人気のある企業を目指すのであれば、ほかの人との競争を戦い抜いていかなければなりません。
そんな時に、資格はアピールになります。
少なくとも資格を持っていることで、その資格が示すスキルを一度学んだ証拠になり選考でも有利に働くでしょう。
また、資格保有者とそうではない人で待遇に差があるケースも!年収に差がつくこともあります。暇な時間で取れるものもあるので勉強できるうちに資格をGETするのはおすすめです。
1位:簿記
簿記とは企業が商品販売や従業員の給料の支払い等さまざまな活動を帳簿に記録し、報告する手段のことです。
この活動に関して効率よく誰もがわかる一定のルールに基づいて記録してあるため、この知識を習得することが簿記を学ぶことになります。
簿記検定では難易度により3級から1級といったレベルわけがされておりますが、転職に役に立つのは2級以上が望ましいといわれてます。
即戦力として求められる中途採用は、経理的な基本部分の知識しかないないと判断されうるため履歴書には記載しにくい現状があります。
2位:公務員
公務員は公共の福祉を実現するお仕事です。
民間企業の場合は特定の組織に所属し、その組織の利益拡大のために尽力します。そのため時として別の組織と競い合う必要があります。一方で公務員の人々は国民に尽くすお仕事。弱い立場の人から社会的な強者まで分け隔てなく一定のサービスを提供し、特に利益を追求する民間企業では出来ない介護や福祉、そして公的支援や補助をメインの作業とします。
最近はパソコンの知識が求められており、仕事の過程で必須なExceやWordのスキル習得が求められています。
公務員試験には年齢制限もあるので、大学生のうちに受けておいて損はないでしょう。
3位:公認会計士
公認会計士の仕事というのは、証券取引所に株式上場している企業、あるいは資本金が5億円以上の企業のように大企業の決算監査をすることが主なものです。
これは法律によって義務付けられているものです。公認会計士は、監査対象企業の収入や支出を記録した財務帳票を調査して、その内容が正確であることを徹底的に確認したします。
公認会計士になるには、会計学や監査論、企業法、租税法などの知識を知識を身につけ、完全に習得しておかなければなりません。
数ある国家試験の中でも最難関の部類に入る試験です。
4位:税理士
税理士とは、税務に関する書類の作成やチェックを行える税金のプロフェッショナル資格です。
企業あるいは個人でも税金のシステムは複雑であるため税理士のお世話になる場面はとても多いです。
税理士になるには、勉強して知識を習得して試験に合格する方法が有名ですが、もうひとつの道があります。
税務署に長年勤めると必要なスキルを身に付けているとみなされて無試験で税理士になれるため、こちらで定年後に独立開業する人も増えている人気の資格です。
5位:司法書士
司法書士は最難関国家資格です。
専門的な法律の知識によって裁判所などに提出する書類の作成や提出、登記などを行います。
法務大臣から認定を受けた認定司法書士は簡易裁判所での民事訴訟などにおいて当事者を代行することが可能です。
資格を取得することで、幅広い業務を行えるようになります。この資格を取得するには国家試験に合格する必要があり、司法書士になる資格を持っている人が司法書士になるには、司法書士名簿に登録を受ける必要があります。
他の難関資格(税理士・公認会計士)とは違い、合格後すぐ独立可能な資格ですが試験問題は実務に近い形式なので異常に難しいです。
6位:行政書士
行政書士は行政書士法という法律に基づいて存在している国家資格であり、官公庁に示す書類の作成や提出に纏わる各種手続きなどをします。
大変難易度が高い国家資格ですが、知識を習得し無事に合格する事ができればバッジが付与されます。バッジにはコスモスが描かれており花びらに囲まれるような様子で、中央部に行政書士を表す漢字が刻まれています。
行政書士の業務はすると法律を理解していなかったり苦手意識を持っている方を助ける事が主な仕事となります。
扱う事が可能な書類の種類は数千種類を超えます。書類の代行屋が行政書士の独占業務になります。
7位:宅建
宅地建物取引士という国家資格の略称を宅建と呼び、習得すると不動産会社に就職したり転職する事が可能になりますし、ノウハウと知識を蓄積した後は独立して開業できるという可能性もあります。
不動産業界で働きたい場合は習得する事により給与が大幅に高くなる可能性がありますし、キャリアアップの道も現実味が増します。
キャリアを積んでいけば支店長といった位に就く事も可能になる上に、不動産の売買に関わらず仕入や金融機関や保険会社との交渉にも役立てられます。男女問わず人気の資格です。
8位:教員資格
学校の先生になりたいと思っても、教育系の大学や課程を修了していないと無理だと思っていませんか。
実は教員免許は教職課程のある大学で勉強していないと取れませんが、それとは別に教員資格試験というものがあり、教職課程を受けていなくても取ることができます。
幼稚園教諭、小学校教諭、高等学校教諭、特別支援学校自立活動教諭の資格が取れますが、現在高等学校教諭は試験が行われていません。
この資格を習得するには一般教養のほか教職に関する科目や教科に関する知識が必要です。
また、教員採用試験ではないので、この資格を取ったうえで改めて幼稚園や学校に応募する必要があります。
9位:ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナーは家計全般についてアドバイスやプランニングを行う、いわば家計のスペシャリストです。
税金や保険、金融、不動産や住宅ローン、年金制度など家計に関する幅広い知識を習得し、それぞれの家庭の状況に応じて適切な助言やサポートを行います。
相談を受ける分野は家計の見直しをはじめ教育資金や老後資金の造成、住宅ローンの借り換えや繰り上げ返済、節税など多岐にわたり、必要に応じて社会保険労務士や税理士、弁護士などと連携しながら対応します。
10位:中小企業診断士
中小企業診断士とは経済産業大臣が登録する国家資格の一つで、中小企業の経営課題に対して診断・助言を行います。
組織のどこにどのような問題があるのかを把握し、具体的な対策を考えるには経営全般の知識が必要です。
中小企業診断士の試験では、①経済学・経済政策②財務・会計③企業経営理論④運営管理⑤経営法務⑥経営情報システム⑦中小企業経営・政策といった7科目を受験することになります。
企業についての全般知識を勉強するだけではなく、ロジカルシンキングが身につくことから、近年では企業にお勤めの方も取得する傾向があります。
就職に有利な資格もまとめたのでぜひご覧ください
資格の種類はどのくらいあるの?
就職や転職において有利とされる資格、とはいえさまざまな種類があり、それぞれに難易度や信頼性・社会的認知度は異なります。
大きく分けて国家資格・公的資格・民間資格とあるのですが、そのすべてをあわせると1000種類以上とされています。どれもが就職を有利にしてくれるとは言えず、中には知っている方がほとんどいないようなマニアックな資格や民間の面白い資格もあります。
受験を有利にしたいというのが目的なら英検やTOEIC・全商簿記実務検定など、就職においては日商簿記検定や秘書検定・ファイナンシャルプランナーなど、転職希望なら衛生管理者や宅地建物取引士などがおすすめですが、それぞれ目指す学科や職業により異なるので、必ず取らなければならないというものでもありません。
仕事に必要な資格を勉強することで知識を習得することができます。
国家資格の種類
特に知名度が高く、難関試験が多いのが国家資格です。法律に基づいて、国の法律で規定されており、知識や技術が一定の水準以上であることが国に認められることで資格が取得できます。
医者や看護士・美容師・弁護士・教師など、どの職業もその関連の学校を卒業するだけではなることができず、国家資格に合格して初めて認められるのです。
業務独占資格です。介護福祉士や社会福祉士など高齢化が進む中で専門家を育てる目的で設けられた資格もあります。
キャリアコンサルタントや栄養師・マンション管理士なども含め、資格を持っている人だけがその名称を名乗ることができるため、名称独占資格とされます。
難易度も様々で、資格によっては2年以上合格するまで時間のかかるものもざらです。
どちらも、職業に直接つながる資格であり社会的信頼度は高いです。全部で300種類程度あります。
民間資格の種類
国ではなく民間の団体や企業が認定する資格を民間資格と言います。
民間のものだからといって信頼度がないわけではありません。TOEICや英検も民間資格の一つであり、受験や就職で語学力を証明するものとして有効性は高いです。
インテリアコーディネーター・ネイリスト技能検定試験などは、医師免許などと違って持っていなくても法律的にはその職業につくことが可能なのですが、実際にはその業界で活躍する上でなくてはならない必須の資格となってきています。
その一方で、マニアックな分野の資格というのもたくさんあり、それが関係する職業についてはいないにも関わらず、趣味の奥行を広げようと頑張って取る方も多くいます。難易度や資格試験の開催頻度などさまざまです。
公的資格の種類
国家資格と民間資格の中間的存在なのが公的資格です。
省庁が認定した審査基準を元にして民間団体・公益法人などが試験を実施しているのです。官庁や大臣が認定します。民間団体主催でありながら国家試験に準ずるものという位置づけで、信用度も高く知名度が高いです。
難易度も高いため就職や転職に有利です。日照簿記検定や色彩検定・秘書検定・ふぐ調理師などさまざまな資格があります。
レタリング技能検定や鎌倉彫技能師・箱根細工技能士といったおもしろい資格もあります。伝統工芸に興味がある方など受けてみてもよいでしょう。
直接事業に結びつくような資格は少ないものの、コンピュータ関係など仕事をする上で役立つ資格が多いというのも特徴です。
資格のは必須なのか?
職業の中には資格なしに働けない職種もあり、国の定める資格試験に合格して初めて仕事につけるものもあります。
専門的な仕事や危険や命などに係わる仕事は、資格でしっかりと技術や知識が身についているかどうかを判断することができるため、専門職では資格を持っていないと働けないということもあります。
国家資格などは必要なくても働ける仕事は多くあり、資格も民間団体が主催しているものから公的な資格まで様々です。
一部の職種を除き資格は必須ではありませんが、資格を持っていることで能力や技術のアピールになりますので、資格を持っておくと有利です。
就職活動や転職活動で目標の職種などがある方は是非資格試験の取得を目指してみてください。
就職に資格を持っていると有利なの?
就職には資格は必須にならないことが多いですが、資格をもっていることで選考が有利に働く場合もあります。
特に仕事と資格の関係が深く、仕事に直結する場合には採用されやすい傾向があります。
資格はその仕事の知識と習熟度を示す資料になるので、たとえ職業経験としての実務経験がなかったとしても、知識や技術は持っていることの証明になります。
資格の有無などを求人で応募条件や歓迎条件としている企業もあり、それらの企業を受ける際には資格を持っていることが有利になることは間違いありません。
履歴書でもしっかりと記入してアピールできる資格は仕事を始めてからはもちろんですが、採用面接や履歴書の記入の際にも使うことができ便利なので、是非チャレンジしてみましょう。
資格を取ることのメリット
仕事の実績や経験スキルなどがすであれば資格は必須ではないですが、未経験からスタートする就職の場合など、事前に知識と技術を身につけたという証明やその努力の過程を示すためにも資格の取得は有効です。
例えば、同職種に実務経験ない未経験の応募者が2人いたとしても、資格も持っている方が採用する側にとってもメリットがあるのは言うまでもありません。
また就職に有利に働くことがあるだけでなく、自分自身の勉強にもなります。
資格取得のためには、効率的かつ体系的に知識を身につけていかないと、資格試験の日までに勉強が間に合わなかったりします。
しっかりと学習することで、就職試験はもちろんの事、働きだしてからも学んだ知識を活かすことができるのです。
資格勉強するデメリット
資格を持っているからといって、希望する企業で働ける保証はありません。
実務経験を重視する企業では、たとえ資格を持っていても未経験だと不採用ということもあります。
その他に人物像などもしっかりとみられる就職試験においては資格はアピールの1部であることを忘れてはいけません。
資格勉強に没頭するあまり、資格に合格することが目標になってしまう人もいます。資格はあくまで就職後につかう技術や知識を証明するものであり、資格で食べていける職業は少ないです。
資格取得のために高額な費用がかかる予備校などもありますので、その資格を取得したあとのキャリアプランをしっかりと立てることが重要なポイントになります。
比較検討して、必要な資格を取るようにしましょう。
働きながら勉強するコツは?
上位の難関資格になればなるほど社会人にとっては難しい資格になります。
学生という立場であれば資格受験のための勉強に集中できますが、社会人として働いている場合には難しくなります。
働きながら勉強するコツを考えたとき、まず目標を決めてモチベーションを高める方法が必要です。
具体的には、資格をとったら自分にご褒美を与える・・などです。ただ勉強に取り組むのではなく、きっちりと限定した目標を設定することで努力する方向が定まりスケジュールも立てやすくなると考えられます。
目標を決めた後は勉強の仕組みを作ることが大切です。時間や場所を決めて勉強する習慣を身につけるのは不可欠であり、スクールに通う方法なども推奨されています。
社会人が資格試験で一番気にしないといけないことは「時間」です。学生に比べると圧倒的に時間は無くなります。
更に、勉強仲間を作るという大事なポイントがあります。勉強を続けるためには、勉強を楽しくするという点に着目するほうが良いと考えられます。仲間やライバルがいれば勉強が楽しくなり、わからないところを教え合ったりすることも可能になります。
息抜きに喫茶店などで世間話をしたりすれば、気分転換にもつなげられます。
自分の将来設計に合わせた資格をとろう!
資格の取得を目指す場合に考えなければならないことは、その資格が自分の将来設計に合うものであるのかどうかという点です。
資格受験のための勉強に取り組む前に、自分が本当に望んでいる将来のライフスタイルについて真剣に考える必要があります。
例えば雇用形態に注目した場合に、必ず正社員になりたい人であれば、正社員として雇ってもらうために必要な資格を目指すのもありです。
反対に派遣社員や契約社員でもかまわないがやりたい仕事に携りたいという人であれば、専門的な資格を取れない結果に終わっても人生にそれほど影響しないでしょう。
将来設計を見極める時期としては、二十代や三十代などの若い時期が理想的であると考えています。
特にエネルギッシュな二十代に自分の将来設計が決まれば、勉強に取り組みやすくなります。
若いため多種多様な知識を覚えやすく、実務に応用できる機会がある可能性もあります。あくまでも軸となるのは自分の将来設計であり、それに合わせた資格の取得を目指す必要があります。
まとめ
難易度が高く独立できる資格が欲しいと考えている人は多い現状にありますが、自分の将来設計に合う資格を取得することが肝心です。
人気ランキングに含まれていない資格であっても、自分が望むライフスタイルに必要な資格があれば、そちらを優先するほうが良いでしょう。
自分の社会的な信用度を高めたい人には、英語の資格であるTOEICが推奨されています。TOEICで高得点(スコア)を取ることができれば、この人は英語ができると評価され実力の証明になります。
TOEIC資格については、企業が人材を採用する際に採用の基準にすることが多いようです。多くの企業が採用の基準にしているということは、就職活動において有利になるということです。
その会社が自分の将来設計に合う会社であれば、この英語の資格の取得には大きな意義があると感じられます。グローバル化が進む社会であるため、英語を知っていて損はありません。
いずれの資格を勉強するにしてもしっかりと自分の将来設計に目を向け、理想のライフスタイルを実現するための資格は何か考えて取得されるといいですね。